ワシントンホテル開業 50 周年を迎えて、新宿ワシントンホテルの開業に携わった伊勢宜弘(藤田観光株式会社 代表取締役社長)に、インタビューしました。
- 藤田観光株式会社代表取締役社長
- 伊勢 宜弘さん
ワシントンホテル開業 50 周年を迎えて、新宿ワシントンホテルの開業に携わった伊勢宜弘(藤田観光株式会社 代表取締役社長)に、インタビューしました。
―――まだ、都庁ができる前の西新宿。新宿副都心は、本格的に発展していきます。
―――新宿ワシントンホテルの開業でWHGは大いなる飛躍をすることになります。バブル前の元気な時代。でも開業に向けてはたいへんな苦労が待っていたそうですね。
―――新人ながら「指導チーフ」とは、大抜擢だったのですね。
―――当時のコンピューターは図体ばかり大きくて、今の時代では考えられないくらい小さな仕事量しかできませんでした。
ホテルのルーム数1,301 室。これは、単館では当時日本最大のルーム数だったそうですね。しかしながら、最初はうまくいかなかった?
―――ハイテックは必要不可欠だったわけですね。そこで、画期的な「紙のルームキー」が開発された?
―――しかしながら、最初はうまくいかなかった?
―――その後、カードキーはビジネスホテルにとって当たり前の時代になりましたが、当時は珍しくてお土産にカードキーを持ち帰るお客様もいたとか。
―――そこで、カードキーの広告を思いつかれたのですね。
―――開業当時の時代背景についてもお聞きします。
1983年は、浦安に大規模エンターメント施設が開業したり、人気を博した家庭用ゲーム機の発売もありました。翌、1985年にはつくば万博が開催された時期ですね。
―――しかし、特徴的な小さなホテルの窓には、切実な時代背景があったそうですね。
―――水といえば、クリスマスのシャワー問題でたいへん苦労されたとか。
―――その夜は、クレームに追われて朝まで…
2023年に創業50周年を迎えたワシントンホテル
その開業の裏側には、社長も社員も協力会社の皆様も一体となって奮闘してきた歴史がありました。