ワシントンホテル開業 50周年を迎えて、第1号店である札幌ワシントンホテルの開業に携わった田口泰一さん(藤田観光株式会社前代表取締役副社長)に、お話を伺いました。
開業にあたっての苦労、当時の社会の雰囲気や業界初のイノベーションを巻き起こした開業世代の人間ドラマなど、じっくりと語っていただきました。
- 藤田観光株式会社前代表取締役副社長
- 田口 泰一さん(現レジャー産業研究会グループ8代表幹事)
ワシントンホテル開業 50周年を迎えて、第1号店である札幌ワシントンホテルの開業に携わった田口泰一さん(藤田観光株式会社前代表取締役副社長)に、お話を伺いました。
開業にあたっての苦労、当時の社会の雰囲気や業界初のイノベーションを巻き起こした開業世代の人間ドラマなど、じっくりと語っていただきました。
―――50年前の昭和の時代、想像もつかないのですが、どんな時代で、開業に向けてどんなことがあったのでしょうか。
―――1970年入社というと、あの有名な漫画「島耕作シリーズ」の島耕作と同じ年の入社なんですね。
―――小川社長は別名、財界のブルドーザーとも呼ばれていたそうですね。
―――札幌の財界の方々が懸念されているなかで、藤田観光の社内では賛同が得られていたのでしょうか?
―――しかしながら、当時のビジネスマンのニーズをつかんだビジネスモデルはチャレンジですね。
―――確かに上司と24 時間一緒というのは辛すぎです。当時の出張は役職によって経費が違っていたとか。
―――まだ、日本にビジネスホテルという名前も普及していない時代。すべてが手探りだったのでしょうね。
―――設備品まで開発となると多忙を極めましたね。
―――その後、ワシントンホテルは他社に先駆けて新しいことにチャレンジする文化になったのですね。
―――出張族だけでなく、地域の方々にも愛されるホテルを目指したとか。
2023年に創業50周年を迎えたワシントンホテル
その開業の裏側には、社長も社員も協力会社の皆様も一体となって奮闘してきた歴史がありました。